栄養士下薗です。
前回から始まりました栄養士のコーナー「栄養どうでしょう」。
2015年6月3日
2回目の今回は大阪編。
大阪には「健康運動実践指導者」の講習で行ってまいりました。足掛け5日間という期間を3ヶ月、資格取得のために行かせていただいております。
大阪と言いましたが市内ではなく、門真市というところで開催されています。
ホテルから会場まで離れていたので、雨が降らない日は歩いて会場まで移動です。
たくさんのサラリーマンの方々が通勤されており、入場許可が必要な大きな工場に入っていかれます。
なんとここ門真市は松下幸之助氏が設立した会社の本社工場がある街でした!!
と、その工場を通り過ぎさらに進むとわれわれ薬局にはなじみの深い企業が!
「ジェネリック!」でおなじみの製薬会社も、ここ門真市に本社を構えているようです。
街の様子はこれくらいにして、本題の食に移りましょう。
前回の東京編でなぜか大阪名物を食すという失態をしてしまった反省を生かし、今回は予算も考え、「中食」としました。
「中食」と聞いてもなかなかピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは特に栄養士専門用語ではなく、みなさんもなじみのある食事形式です。
「中食」とはいわゆる調理済みの食品を買って自宅で食べる形式のことを言います。
コンビニやスーパーのお惣菜を買って持ち帰り食べると言うことですね。
講習期間が長いので外食ばかりだとどうしても栄養バランスお金のバランスもが悪くなります。なので「中食」を取り入れていこうと考えました。
早速ホテル近くのスーパーにいきます。
地下に食材が売っているスーパーのようで、都城人としてはなつかしの大〇さんや寿〇さんを思い出しますね。
なぜかおにぎりがないということに気づき、しかたなく?主食はビールにします。
疲れていたのでささっと買い物を済ませ、買いすぎたかなと思いつつホテルへ。
やはり健康を考えると主菜はお魚を食べたいところです。特にお刺し身は調理しない分、豊富に栄養素が含まれているのでチョイスしました。
石川県産の「ツバスのお造り」。
ちょっとなじみの無い魚でしたが調べるとブリの別名でした。ブリ好きの私としては選んで正解でした。が、
・・・ん!しまった!
しょうゆがついてない・・・・・・・〇| ̄|_
刺し身を味なしで食べる・・・う~むエスキモーですね。。。
気を取り直して副菜はまず「30品目のバランスサラダ」。
ここでドレッシングが入っていることに気づき、これなら刺し身をカルッパッチョ風にして食べれるやん!!
なんとか持ち直しました。
そして「ごぼうのきんぴら」。
ん?よく見ると鹿児島県産。おとなりでごわす。せごどんもびっくりです。
最後に「小松菜のお浸し」。
ん?ん?・・・宮崎県産・・・。大阪まで来て地産地消。。てげすげ~。
というわけで「栄養どうでしょう」今回の総カロリー計算です。
ツバスお造り:154kcal
30品目のバランスサラダ:217kcal
ごぼうのきんぴら:82kcal
小松菜のお浸し:133kcal
アサヒスーパードライ:147kcal
総カロリー:733kcal
やや高めになりましたが、お野菜もお魚も摂れたということでビタミン、ミネラル摂取という点では良かったのではないでしょうか。
(しょうゆが無かった分、塩分摂取も少なめだし・・。)
いかがだったでしょうか。今回は「中食」「地産地消」についてお伝えしました。
次回も食を通じて役立つ?情報を楽しくアップしていきたいと思います。お楽しみに!